フリーランスエンジニアの所感
2017年09月8日
目次
フリーランスになってみての所感
閲覧ありがとうございます。
ウェブエンジニアのジワタネホです。
突然ですが、「フリーランスって実際どうなんだろ」
って思っているエンジニア、もしくは経営者もしくは就職前の方は実は多いんじゃないかと思います。
本記事では、私がフリーランスとして活動している中で感じたものを書こうと思います。
まああくまで、私個人の考えではありますが、なるべく客観的に考えているつもりです。
フリーランスに興味はあるけど周りにいないからわからないと考えている人の役に立てれば幸いです。
フリーランスエンジニアとは
フリーランスエンジニアとは、会社などの組織体に所属せず、自分1人の力で仕事を獲得し、成果をお客様へ納品していくエンジニアのことだそうです。
まあ要は、個人事業主ですよ。
今のご時世、個人事業主っていうだけで理解できなくなる人は割といるんじゃないかと思います。
「仕事をする」というとほとんどの方が想像するのは、
企業と雇用関係を結び、その企業の従業員となって仕事をする
と言ったものを想像するかと思います。
当然日本の場合は、ほとんどの人がこの働き方な訳です。
ただし、この働き方の最大のデメリットは、経営者から見ると、従業員一人一人の給料がコストになることです。
なぜなら法律的な経営者の役割は、株主に利益を還元することだからです。
極論なるべくコストを安くして、なるべく売上をあげれば、利益は最大化する訳です。
あんまりここら辺を書くと、本題と逸れるので、経営論的なものは、別記事に書くとして、
フリーランスや個人事業の場合は、顧客と個人の関係で仕事をしていくことだと考えていただければ、わかりやすいかと思います。
フリーランスになった感想
私の経歴は少し特殊でして、
私は以前は、会社を経営しておりました。
と言っても、友人と始めた、しがない代理店事業ですww
それなりに売上はありましたが、
将来性がある訳でもなく、今後の個人のキャリアを考えて、
会社を友人に託し、もともと会社のホームページ作成も含めてIT関連は私が担当していたこともあり、エンジニアの世界に飛び込んだ訳です。
なので、私はエンジニアとして会社に就職していたことは一度もありませんww
ただし、会社を経営していた以上、
いただいた仕事のビジネス要件に関しての理解は普通のエンジニアには負ける訳はありませんし、
納期へのこだわりや、アバウトなニーズ・要求に対しての提案力などが私の強みであり、
私を信用してくれているクライアント様は、おそらくここら辺を買ってくれているんだと思っています。
まあ一般認識としてフリーランスは腕に覚えのあるエンジニアがなるものという考えだとは思いますが、私はその範囲ではありませんwww
自分の経歴紹介が長くなってしまいましたが、私がフリーランスになって感じたこととしては、
「フリーランス楽しいよ!」ってことですww
というか従業員としてエンジニアをやるメリットって割と少ない気がする。。
以下にフリーランスになるメリデメをまとめます。
おそらくフリーランスのメリットは、従業員としてエンジニアをやるデメリット
フリーランスのデメリットは、従業員としてエンジニアをやるメリットとニアリーイコールかと思います。
フリーランスになるか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
フリーランスになるメリット
- 自分次第でより多くのプロダクトに参加できる
-
いわゆるフリーランスを応援する系の会社に登録して案件を探すとものすごく案件が多いことがわかると思います。
まあ本記事執筆時点の2017年現在、エンジニアの需給で言えば明らかにエンジニア不足ですからねww
以下、私が登録しているフリーランスを応援する系の会社の例です。
- 多くのエンジニアと働くことで技術力が上がる
- より多くの人に自分のコードを見てもらい
アドバイスをもらうことで技術力は格段に上がります。まあこれはプログラムに限ったことではないですが。
一つのプロダクトで同じ人からのアドバイスよりも、
多くのプロダクトで多くの人からアドバイスの方が学びは多いと思います。
- 税金対策ができる
- ここに関しては、税務作業が必要というデメリットと捉えるフリーランスが多いかもしれません。
まあ詳しくは別記事で書くとして、少し勉強すれば大分お得かと思います。
- リモートワークや週4日勤務など働き方がより自由
- 先ほども触れたフリーランスを応援する系の会社に登録すると様々な条件で受注可能になります。
フリーランスになるデメリット
- 信用力をあげにくい
- 個人事業主は始めたては、サラリーマンと違い信用力が低いです。
まあサラリーマンには基本的にクビがありませんから、どんなにダメな人でも一度社員になれば所属する会社の信用力に比例した信用を得られます。
個人事業の場合は、極論クビがありますから、その分会社や顧客ではなく、個人の信用を見られます。
マイホームの購入を検討している場合は注意しましょう。
- 事業を経営していくという業務が必要
- 当然エンジニアと言っても個人で事業を営む以上は、自分を経営していく必要はあります。
フリーランスを給料の良いエンジニアと捉えるのは危険すぎます。
- 中間管理職などの出世の可能性がほぼ0%
- まあ社内で出世したいなら大人しくサラリーマンやった方が良いでしょうww
- 両親など、年配の人に仕事を説明しづらいww
- フリーランスのエンジニアという職業自体がここ数年でできた職業です。
年配のかたには理解しづらいと思います。自分の職業選択の条件として、周りの目をきにする人にはおすすめできません。
最後に
色々書きましたが、エンジニアとしての実力がある人は、フリーランスをおすすめします。
また、自分の実力を試したいって人もフリーランスをおすすめします。
特に今は、エンジニアの人口が足りていないので、チャレンジには良い時期かと思います。
個人的には、従業員という働き方を否定するつもりはありませんが、少し古い考えでもあると思っています。
個人がより自由に、より豊かに仕事ができる形がフリーランスだと思っています。
自由には責任も伴いますが、実力でビジネスにコミットできるような人が増えて世の中が豊かになれば良いなと思います。