パソコン購入のススメ 前編
2017年07月5日
目次
パソコンを購入する時に考えるポイント
こんにちは!ウェブエンジニアのジワタネホです!
普段、友人からパソコン購入時について来て欲しいと言われることがあり、
備忘録含めて購入時に押さえておくべきポイントをまとめます。
パソコン購入に関しては、知らないと損することが多いなとつくづく思います。
ちなみに本記事は前後編に分かれています。
後編はこちらからお願いします。
ほとんどのパソコン初心者の方は残念ながらパソコン購入に失敗してると思います(自覚の有無は別として)
某大手家電屋さんに騙されることのないよう、みなさんのご参考になれば幸いです。
なぜパソコン購入は失敗しやすいのか
おそらく皆さんは、パソコンを購入する際は家電量販店などお店に行き、店員さんと話しながら商品を決めていくというパターンが多いかと思います。
それはそれで悪い事だとは思いませんし、実際大手家電量販店の店員さんなどはかなりパソコンに詳しい店員さんもいます。
ただ実際には詳しい風の店員さんもいるのも事実です。
なぜパソコン初心者の方が購入に失敗するかというと
パソコンを購入する側の皆さんの知識が乏しいため、本当にパソコンに詳しい店員さんか、ただ小難しい用語を並べた
詳しい風の店員さんかを見分けることができないからです。
それでも知識が乏しい以上は、店員さんの勧める商品を購入するしか実質的には選択肢がないからです。
そもそもパソコンに詳しい店員さん=顧客の真に求めている商品を提案できる店員さんとは限りませんよね?
だからこそ最低限、パソコン購入前にはこちらも準備をしておく必要があります。
以下は個人的にパソコン購入前の準備と、最低限パソコン購入に失敗しないための知識を書こうと思います。
パソコン購入前の確認ポイント
まずは、パソコン購入までにすべきことや必要な知識をリストアップします。
以下を全て本記事で書くと長くなってしまいますので、前後編に分けようと思います。
リストの中で、既に問題ない箇所は飛ばしていただければと思います。
- パソコン購入のススメ 後編
-
- STEP5:パソコンの性能を決めるものを知る
- STEP6:macかwindowsか決める
- STEP7:いざ購入へ
また、各STEPの最後には赤枠で要約した文章を残してますので、
時間のない方などは、そちらを参考にしてもいいかと思います。
STEP1:パソコンを何に使用するか確認する
パソコンはあくまでも道具です。
当然パソコンを購入するだけでは、仕事ができるようになるわけではないですし、プライベートが充実するわけではありません。
パソコンを購入するだけでは、スタバでドヤ顔をすることしかできないのです。
ただしパソコンという道具をうまく使えば、仕事の効率は圧倒的に上がりますし、プライベートを充実させるための工夫もパソコンの使い方次第では可能です。
当然、スタバでより自信に満ちたドヤ顔をすることも可能です。
そして自分にとって最適な道具を選ぶには、その道具をどのように使うのかを明確にする必要があります。
例えば、賃貸を想像してください。
一人暮らしで5LDKの家に住んだところで、ほとんどの部屋が無駄になります。
もちろん将来結婚して子供が生まれれば、余っている部屋を有効に使えるかもしれません。
ただおそらくほとんどの場合は、結婚したり、出産のタイミングで引っ越しをした方が費用を抑えられるでしょう。
パソコン購入でも同様で、自分の使い方にあったパソコンを選ぶ必要があります。
この自分にとってのパソコンの使い方がある程度固まっていないと、パソコン購入に失敗する可能性がかなり高いです。
家電屋さんの店員さんも、どんなパソコンを勧めればいいのかわからず、オーバースペック(不必要に高性能な)パソコンを勧めざるを得ません。
例えば不動産屋に「何人で住むかもわからないし、家具もどれくらい置くかはわからないけど、とりあえず住める賃貸を探して。予算は〇〇円ぐらい。」と言われたら、とりあえず予算目一杯を使った広い家を勧めるしかないですよね?
これでは、運良く知識もあり、顧客のニーズに合うパソコンを提案できる店員さんに巡り会えたとしても、自分にあったパソコンを購入することは困難です。
以前友人のパソコン購入に付き合った時に、友人の予算は10万円くらいでした。しかし、よく聞くと使用の仕方はネットで動画を閲覧する程度でした。
結果的には2万円程度のタブレットで十分ということになり、友人は8万円の損をせずにすみました。
また、「新しい技術を習得してこういう使い方ができるようになりたい」というものも一定度合いは考慮してもいいかもしれません。
これはこれから習得したい技術が明確にある場合、習得する技術によっては、より高機能なパソコンが必要になることも有り得えるからです。
ただし、習得したいと考えていたけど、「挫折した」、「忙しくて時間が取れない」等々、何かに挑戦するということは、必ずそれに失敗するリスクも発生するわけで、そのリスクを考慮する必要もあるかと思います。
個人的には、新しい技術を習得したあとのことを考えてパソコンを購入するよりは、足元見ようよって思いますww
なので、今後6ヶ月から12ヶ月くらいの使い方を見通せばいいかなと思います。
パソコン購入後一年間での使い方は何ですか?
今後6ヶ月から12ヶ月でパソコンをどのように使いたいですか?(習得したい技術はありますか?)
STEP2:自分に必要なパソコンの性能を知る
さて、パソコンを何に使うかが決まったら、次は、自分の使い方がどの程度高性能なパソコンを必要とするのかを確認します。
以下に大まかな使い方によっての必要なパソコンの性能を記載します。あくまで初心者用に大まかなものです。
- 高性能なパソコンを必要とする使い方
- 動画制作、音楽制作、3Dなどのグラフィック編集、複雑な画像やイラスト制作、バックグラウンドで動くようなプログラムを作ったり使用する、容量の必要なオンラインゲームをする
- まあまあな性能のパソコンを必要とする使い方
- プログラミング、サイト制作、簡単な画像やイラスト制作、エクセル等で複雑なマクロを作ったり使用する
- 最低限の性能のパソコンで十分な使い方
- word等で資料や文章制作、メールなどでの頻繁な文章制作
- そもそもパソコン必要ww?レベル
- インターネット閲覧(動画視聴含む)、メール確認(キーボードでタイピングするほどでもない返信含む)
いかがでしょうか?皆さんの使い方と必要な性能は確認できたでしょうか?
上記に記載のない使い方で必要性能がわからなければ、お気軽にコメントください!
お気軽に返信します!
自分に必要なパソコンの性能は?
STEP3:デスクトップかノートか決める
上記の使い方が決まっていれば、ノートパソコンにするかデスクトップパソコンにするかは、既に決まっている気もしますが、
初心者の方のために違いだけ説明します。
簡単に言うとデスクトップパソコンは持ち運びできませんwww
でもその分安かったりします。最近はスマホの機能も充実していますから、パソコンを持ち運ばなくても十分という場合もありますので、デスクトップを選択するのも一つの手かなと思います。
その場合は、パソコンがない状態でスタバでドヤ顔しましょう。
極端な話ですが、全く同じ性能のパソコンならノートパソコンの方が高価になります。
ただし、超高性能なパソコンはデスクトップパソコンで製造されます。
こちらは豆知識的なものですが、パソコン製造時の性能を良くするための一つの壁は「放熱性能」です。
パソコンの性能が良ければ良いほど、そのパソコンは熱を発します。
そして、その熱を放熱するためにパソコンにはファン(扇風機みたいなやつ)が内臓されています。
当然、パソコンの大きさが大きいほど大きな扇風機を内臓できるので、放熱性も上がります。
もちろんこれだけが理由ではないですが、超高性能と言われるパソコンは、その能力に比例する放熱力が必要になるため、デスクトップ型の方が製造しやすいと言う背景があります。
ノートパソコンかデスクトップか
STEP4:予算を決める
さあ、ここにきてようやくお金のお話です。
まあこの記事を見ている方は、だいたい予算の上限はある程度決まっているかと思いますw
なので、ここではパソコン購入時の予算の決め方を提案しようと思います。
と言ってもパソコンは、性能が上がれば上がるほど、価格も上がります。
あとはどこで折り合いをつけるかってことだと思います。
上記で大まかなパソコンの使い方とそれに必要な性能を記載していますが、必要なと言っても絶対ではありません。
例えば上記でいう「最低限の性能のパソコン」で、本来は「まあまあな性能のパソコン」が必要な「簡単な画像やイラスト制作」ができないわけではありません。
ただ、少し動きが遅かったり、場合によってはパソコンがフリーズする場合があるので、使い方に注意する必要があるということです。
正直、たま〜に「イラスト制作」するくらいなら、最低限の性能のパソコンで十分だったりします。
性能を落とすことも選択肢に入れた上で、私としては、パソコンの時間当たりの価格を算出することをおすすめします。
例えば私の場合は、平日の日中は、クライアント企業が用意してくれたパソコンを使っているので、
個人のメインパソコンの使用時間は、
平日に2時間x5日間=10時間
土日は合わせて6時間
月間で約64時間
最低2年は使用する予定なので、
月間64時間x24ヶ月=1536時間(2年間)
メインマシンの価格が約18万円なので、
18万円÷1536時間(2年間)=118円(端数切り上げ)
つまり、1時間で118円使っている計算になります。
私の場合は、このメインパソコンで、アプリケーション制作やweb制作等収益に繋がることもしていますので、十分ペイできる金額かと考えています。
お気付きの方もいるかと思いますが、もしこのような計算方法で予算を計算する場合、パソコンを使用する時間が非常に重要になります。
日々パソコンを使うようなら問題ないですが、あまり使用しない場合は、パソコンの時間当たりの価格が上がることになります。
その場合は、パソコンの性能を落とすなりして、パソコンの時間当たりの価格を調整して見てもいいかもしれません。
パソコンの時間当たりの価格を算出してみる
かなり長くなってしまったので、続きはこちら